こんにちは、多汗ライターカンタです。
ひとえに「手汗を抑える制汗剤」といっても、あらゆるタイプ、種類の商品があります。
「自分の手汗に効く制汗剤はどれかな…?」と迷っている方も多いと思います。
僕自身、レベル3の手掌多汗症を抑えるために、これまで10種類以上の制汗剤を使い比べしてきました。
そこで今回は、主要な手汗用制汗剤8種類を、ランキング形式で徹底比較したいと思います。
手汗用の制汗剤選びで悩んでいるという方は、ぜひ参考にしてください!
手汗の制汗剤は「3タイプ」あります
前提として、手汗の制汗剤は以下3つのタイプに分かれます。
- ローションタイプ
- クリームタイプ
- パウダータイプ
それぞれの特徴は下記の表のとおりです。
タイプ | 持続性 | 即効性 | 手軽さ | 用途(目安) |
ローション | ◎ | △ | △ | レベル3 |
クリーム | × | ◎ | △ | レベル2以下 |
パウダー | × | △ | ◎ | レベル1以下 |
僕のような、汗が滴れるほどの手汗(レベル3)なら、持続性重視のローションタイプ。
見た目で濡れていることがわかる手汗(レベル2)なら、即効性に優れたクリームタイプ。
緊張した時に少し湿る程度の手汗(レベル1)なら、手軽なパウダータイプ。
手汗を抑える制汗剤ランキング8選
ここからが本題です!
僕が過去6年間で使用した10種類以上の制汗剤の中で、特に効果のあった8種類の制汗剤をタイプ別、ランキング形式で紹介していきます。
ローションタイプ【持続性重視】
第1位 AHCシリーズ
制汗威力 | 肌への刺激 | 主原料 | 最安値店 |
中 | 塩化アルミニウム | 公式特設ページ(3,980円/無料お試し有り) |
過去に使用した制汗剤の中で、最も制汗威力が高かったのがスイスの「AHCシリーズ」。
それもそのはず、塩化アルミニウムの濃度数が「30%」とかなり高いです(日本製品の最大濃度数は13%)。
2週間ほど就寝前に塗り続けることで、レベル3の手汗をシャットアウトすることができました。
また、1度発汗が止まると、4週間は効果が持続するので、コスパもかなり良いです。
ちなみに、AHCシリーズは全3種類あり、緑のセンシティブが最も肌に優しい仕様となっています。センシティブは本来は脇用なのですが、僕の場合センシティブ一本で手、足、脇すべて発汗が止まっています。
公式サイトから2週間分の無料サンプルを取り寄せることができるので、気になる方は試してみてください(^^)/
第2位 デトランスα手足用
制汗威力 | 肌への刺激 | 主原料 | 最安値店 |
中 | 塩化アルミニウム | 公式特設ページ(2,900円) |
AHCシリーズと同じく制汗効果が高いのが、デンマークの「デトランスα手足用」。
塩化アルミニウムの濃度数は「25%」で、AHCに次いで高いです。
こちらも、就寝前に一定期間塗布することで効果が得られます。
医療先進国製品のわりに値段が安く、2,900円で購入できる点も加味しておすすめナンバーツーです。
第3位 オドレミン
制汗威力 | 肌への刺激 | 主原料 | 最安値店 |
中 | 塩化アルミニウム | アマゾン(1,458円) |
こちらは、日本製の制汗剤です。
値段がリーズナブルなので、レベル2以下の多汗症の方は一度試されてもいいかもしれません。
ただ、日本製なので塩化アルミニウムの濃度数は「13%」と少なく、制汗効果もそれなりといった感じ。
レベル3の僕の場合、ただ塗布するだけでは効果が得られず、「塗布した後にビニール手袋で密封→3週間継続」で、はじめて効果が得られました。
クリームタイプ【即効性重視】
第1位 テサラン
制汗威力 | 肌への刺激 | 主原料 | 最安値店 |
低 | クロルヒドロキシアルミニウム | 公式サイト(3,980円) |
クリームタイプの制汗剤で最も効果が高い「テサラン」。
ローションタイプのような持続性はありませんが、即効性はピカイチです。
手が乾いている状態で刷り込むと、ピタッと発汗が止まります。
また、1度塗ると数時間効果が持続するというのも嬉しいポイント。
公式サイトには「72時間キープ!」と記載がありますが、厳密にはトイレに行くたびに塗りなおす必要があるので、1日に2、3回は使用することになります。
ただ、「テサランを持っているから大丈夫!」といった心理的な安心感も相まって、サラサラな状態をキープできていました。
第2位 フレナーラ
制汗威力 | 肌への刺激 | 主原料 | 最安値店 |
中 | クロルヒドロキシアルミニウム | 公式サイト(初回850円) |
クリームタイプというよりは「ジェルタイプ」で、即効性の高い制汗剤です。
使用感は塩化アルミニウムっぽい感じですが、主原料は「クロルヒドロキシアルミニウム」でテサランと同じですね。
ただ、テサランより即効性は劣ります。半面、ローションタイプのように、塗り続けることで手汗が出にくくなるという作用も。
つまり、2タイプの「良いところ取り」をした制汗剤といった感じですね。
公式サイトでは初回限定で850円で取り寄せられるので、試してみる価値はあるかなと思います!
第3位 ロエグア手汗止めクリーム
制汗威力 | 肌への刺激 | 主原料 | 最安値店 |
低 | フェノールスルホン酸亜鉛 | アマゾン(1,980円) |
続いて、ロエグアの「手汗止めクリーム」。
上記2商品に比べて安価なのが特徴で、Amazonにて2,000円ほどで購入できます。
ネット上の口コミを見てみると「全然効かない」といったネガティブな声も目立ちますが、完全に乾燥した状態で使用した結果一定の効果は実感できました。
ただ、テサラン、フレナーラほどの制汗威力は無く、また効果の持続性もさほど高くありません。
とはいえ、ロエグアで制汗できれば、高価なテサラン等に手を出す必要がないということなので、まずこちらから試されてみるのも良いかと思います。
パウダータイプ【手軽さ重視】
第1位 ファリネ
制汗威力 | 肌への刺激 | 主原料 | 最安値店 |
低 | クロルヒドロキシアルミニウム | 公式サイト(初回2,667円) |
パウダータイプの制汗剤で最も効果が高かったのはファリネ。
数多くの雑誌に掲載されている商品で、リピート率も92%と満足度が高いです。
個人的には、パウダータイプの商品はあまり期待していませんでしたが、ファリネはレベル3の手汗にも一定の効果がありました。
その上、コンパクトで持ち歩きやすく、パフを手につけるだけなので、ベタベタ感も無く手軽に使えます。
「ここぞ」というシーンで一時的に手汗を止めたい際は、もってこいの商品ですね。
公式サイトから購入すると、20日間の全額返金保証が付いてくるので、ぜひ気軽に試してみてください。
第2位 ロエグアさらさらパウダー
制汗威力 | 肌への刺激 | 主原料 | 最安値店 |
低 | クロルヒドロキシアルミニウム | アマゾン(1,980円) |
もう一つ、ネット上の口コミ評価が高いパウダータイプの制汗剤を紹介しておきます。
ロエグアから出ている「さらさらパウダー」です。
僕のレベル3の手汗にはほとんど効果がありませんでしたが、レベル1程度の手汗であればシャットアウトできるようです。
ファリネに比べて安価なので、パウダータイプの制汗剤が気になるという方は、まずこちらから試してみてください。
特に効果があったのはこの3つ!
さて、8種類の制汗剤をタイプ別で紹介しました。
中でも特に制汗効果が高かったのは、下記3つの制汗剤です。
ローションタイプの「AHCシリーズ」「デトランスα手足用」と、クリームタイプの「テサラン」。
個人的には、「AHCシリーズorデトランスαで長期治療しつつ、効果が出るまでテサランでカバー」といった使い分けがベストかなと思います。
ちなみに僕自身は、電気治療のイオントフォレーシス(後ほど紹介します)で手のひらの汗はストップしているのですが、手の側面だけ発汗が止まっていないというのが現状です。
普段は困ることがありませんが、書き物をする際などは側面にテサランを塗って対応しています。
手汗を根本的に抑えるならイオントフォレーシス
手汗を抑える制汗剤の効果は、あくまで一時的なものです。
根本的に発汗を抑える治療として、「イオントフォレーシス」という自宅療法があります。
僕自身、現在は「サーリオ」という家庭用機器のおかげで常時サラサラの状態をキープできています。
初期コストがネックになりますが、半永久的に制汗剤を購入し続けることを考えると、イオントフォレーシス治療がより経済的かなと思います。
イオントフォレーシスについては下記の記事にて詳しく紹介していますので、ぜひ参考にしてください。
おわりに:手汗を抑える制汗剤ランキングまとめ
以上、手汗を抑える制汗剤ランキングでした!
10種類以上の制汗剤を試した感想として、汗が滴れるような重度の多汗症の場合は、デトランスαかAHCシリーズの2択かなという感じです。
やはり医療先進国のデンマーク、スイスの制汗剤は日本製のものと比べると全然レベルが違いますね。
レベル2以下の手汗量の場合は、テサラン、ファリネなどの日本製のものも含めて気になった商品を手に取ってみてください!
今後新たに効果のある制汗剤を発見したら、随時追加更新いたしますm(__)m