こんにちは、カンタです。
「サーリオ(saalio)」という家庭用イオントフォレーシス機器で手汗治療を始めてから、半年が経過しました。
現在は、週1回10分の治療でレベル3の手汗が完全に止まっています。
そこで今回は、そんなサーリオの使い方、半年使用した結果についてまとめてみました。
サーリオの使用方法、効果が気になると言う方は、ぜひ参考にしてください。
目次
サーリオ(saalio)の使い方と治療期間
効果が出るまでの期間と流れ
サーリオの使い方について説明する前に、イオントフォレーシスの治療サイクルについてお話しておきます。
イオントフォレーシスというのは、継続的に治療を行うことで初めて制汗効果が得られるのが特徴です。
従来のイオントフォレーシス機器の場合、効果を持続させるために半永久的に毎日20分以上電気を当て続ける必要がありました。
しかし、医療先進国ドイツから誕生したサーリオの場合、早ければ2〜3週間ほどで制汗効果が得られます。
そして、1度発汗が止まったら、治療頻度を週おきに減らしても効果が持続するという代物です。
僕の場合は、水滴が滴るほどの手汗が2週間ほどでストップし、それ以来週1回10分間の治療でサラサラの状態をキープできています。
サーリオの使用手順
前置きが長くなりましたが、ここからサーリオの具体的な使用方法、治療手順について説明していきます。
サーリオには、日本語の説明書が同梱されているので、基本はこの説明書に従って治療を進めてください。
サーリオの操作はとっても簡単です。
手順は以下の4ステップとなります。
- トレイに電極マットとスポンジをセットし、800m~1Lの水を入れる
- コンセント、本体、ケーブルをそれぞれ接続
- 本体の電源を入れて治療の設定を行う
- 手をつけると自動で治療開始
こちらが本体画面です。
上から順に…
- 治療時間:1分~15分(1分刻み)
- 電流の強さ:1mA~30mA(1mA刻み)
- 電流パターン:直流orパルス
- 電流の方向
一つずつ説明していきます。
治療時間
1分刻みで調整可能です。基本的には10分の設定でOK。
手をつけると自動でタイマーが起動し、治療が終わると自動で電流がストップします。
電流の強さ
電流の強さも1mA単位で変更できます。
最初は8mAぐらいから様子を見て、耐えられる範囲まで1mAずつ上げてみてください。
僕は手、足ともに15mAで使用しています。
電流パターン
電流パターンは、直流orパルスが選べますが、こちらは初期設定の直流のままで大丈夫です。
電流の方向
電流の方向については、最初の2週間ほどは初期設定のままで使用し、その後毎回方向を変えて使用します。
サーリオの治療期間
治療期間については、説明書に細かく記載されているので、そちらを掲載しておきます
前述のとおり、僕は2週間で「初期第一の段階」が終わり、4週間で「初期第二の段階」が終わりました。
その後は「継続の段階」に入り、週1回の治療で済んでいるという感じです。
効果の現れ方は、発汗レベルや肌質によっても個人差がありますが、続けていけばやがて発汗量が減っていきます。一度発汗が止まると、その後の治療は楽になります。
これまでは毎日の治療が億劫でなかなか続かなかった自宅治療。
しかし、サーリオのおかげで週1回10分の治療で済むようになり、ほんとにストレスフリーで続けることができています。
サーリオ(saalio)で半年間手汗治療した結果
使用5日で早くも最初の効果を実感
本来イオントフォレーシスというのは、1〜2ヶ月間継続的に治療を行うことで、はじめて効果が現れます。
しかしサーリオの場合、使用5日目で早くも最初の効果を実感しました。
過去に、通院での治療、家庭用機器も3種類試してきましたが、これだけ短期で効果が出たのは初めてだったので、正直かなりビックリしました…!
その後も、1日10分の治療を続けることで、日に日に発汗が和らいでいったので、治療が楽しくて仕方がなかったです(笑)
2週間で全範囲の手汗がストップ
その後も、ほとんど毎日治療を継続。
6月2日に治療を開始し、6月18日には手のひらの発汗が完全にストップしました。
参考までに、説明書に記入した治療記録を載せておきますね。
約2週間で、水に浸かっている全範囲の発汗がピタッと止まったので、ほんとに感動しました。
肌質は、ガサガサに乾燥するといった感じではなく、全体がコーティングされたような、つっぱったような感じです。
不思議なのは、手の感覚は普通に汗が出ている感じなんですよね。だけど、手のひらを触ってみると、あら不思議カッサカサ…!
「週1回10分」の治療でサラサラの状態をキープ
即効性の高さにまず驚きましたが、持続性もとても高いです。
一度発汗が止まった後は、週おきの治療でサラサラの状態をキープできています。
僕自身、過去にダーマドライ、ドライオニックといった機器を使用してきましたが、最低1日おきに治療しないと、すぐてに手汗が元どおりになってしまいました。
現在は、サーリオのおかげで週1回10分の治療で完全に手汗を抑えることができています。
足裏の発汗もストップ
サーリオは、手汗だけでなく足裏の発汗にも効きます。
↓の写真のように、トレイを上下に置いて、手足同時に治療していました。
手のひらに比べて皮膚が分厚いためか、効果が出るまで時間がかかりましたが、水に浸かっていた部分の発汗はしっかり止まっています。
ただ僕の場合、足裏というより、側面からくるぶしにかけての発汗が特にヒドイのですが、ここは水に浸からないので効果がありませんでした。
多少の「ビリビリ感」はアリ
購入前に気になっていた肌への刺激ですが、これは従来機とさほど変わりませんでした。
しかし、サーリオの場合1mA単位で細かく電圧を調整できるのが嬉しい!
ちなみに、僕は8mAで治療を開始し、現在は15mAで治療しています。毎日続けていると、刺激にも慣れてきますね。
また治療終了後、水から手を出すときにビリっ!とくるのがイオントフォレーシスの欠点でしたが、サーリオは終了10秒前から自動的に電圧がオフになってくれるので安心です。
サーリオ(saalio)の使い方まとめ
今回は、サーリオ(saalio)の使い方と、実際に半年使用した結果についてまとめました。
サーリオの使い方はとても簡単です。
また、大きな2枚のトレイとシリコンパッドが使用されているので、保管も楽ですし、長く使い続けることができます。
ほとんどETS手術と変わらないぐらいの値段となっていますが、消耗部品が無いことを考えるとコスパは悪くないかなと思います。
先5年、10年と長く使い続けるものだと思うので、最初に奮発して高性能なサーリオを購入しておくことをおすすめします。
最後まで読んでいただきありがとうございましたm(._.)m
当ブログでは、今後もサーリオの治療経過を更新していきます。