こんにちは!多汗ライターカンタです。
今回は、手汗でピアノ演奏に支障が出る際の対処法について紹介します。
僕の場合は、ピアノというよりキーボードなのですが…手汗で滑ったり、鍵盤がびしょびしょになってしまったりと本当に悩みました。
現在は、これから紹介する対処法でストレス無く演奏することができているのですが、参考になれば幸いです。
目次
ピアノ演奏時に手汗が出る原因は?
緊張からくる精神的発汗
誰しもが経験したことがあると思います。
人前に出て緊張したときに出てくる汗ですね。
この場合は緊張が解かれると汗も自然となくなりますね。
手掌多汗症
手掌多汗症(しゅしょうたかんしょう)は日常生活において、様々な支障をきたすほど手汗を掻いてしまう症状です。
ちなみに、手掌多汗症には下記3つのレベルに分けられます。
レベル1:湿ってる
レベル2:テカってる
レベル3:滴り落ちる
ちなみに僕はレベル3の多汗症です(+_+)
ピアノ演奏時の手汗を止める方法【軽度の場合】
ハンドタオルを常備
まず、すぐにできることととして「ハンドタオルの常備」は欠かせません(>_<)
演奏前後にハンドタオルで手汗を拭く。
練習の際も、手汗が気になったらその都度ハンドタオルで手汗を拭うようにしていました。
インナー手袋を使ってみる
インナー手袋も効果的です。
インナー手袋は、手汗用というわけではなく、本来はゴム手袋やビニール手袋の中に着ける手袋です。
ゴム手袋等を使用していると手袋の中で汗をかいて蒸れてしまいますよね。
このような汗のべたつきも、このインナー手袋が和らげてくれます。
本番中には難しいかもしれませんが、練習時に使ってみてください!
即効性のある制汗剤を使用する
ピアノの演奏中など、一時的に手汗を和らげたい場合は、即効性のある制汗剤がおすすめです。
僕がおすすめしたいのがパウダータイプのファリネという制汗剤です。
手汗レベル3の僕でも、即効性が感じられました。
ファリネはコンパクトで携帯にも便利で、手のひらにポンポンとパッティングするだけなので舞台袖でも使えそうですね。
ちなみに、ファリネには20日間の返金保証制度もあります。
ファリネについて詳しく紹介した記事も書いてますので是非参考にしてみてくださいね。
とにかく自信がつくまで練習
ピアノの発表会など演奏会の本番ともなると、緊張してしまうのはやむを得ないですよね。
でも、練習が思うようにできずに本番を迎えてしまうと、緊張度合いも上がってしまうので、その分、手汗も掻きやすくなってしまいます。
余計な緊張をしないように、とにかく自信がつくまで練習をすることも大切ですね。
ピアノ演奏時の手汗を止める方法【重度の場合】
ローションタイプの制汗剤を使う【効果抜群】
手のひら専用の制汗剤といっても複数のメーカーから様々な種類のものが販売されています。
じんわり滲む程度の軽度の手汗で悩んでいる方と、僕のように滴り落ちてくるような多汗症で悩んでいる方とでは、制汗剤の選び方も違ってきます。
重度の手汗の場合、それに見合った制汗剤を選ばなければなりません。
僕自身、これまで試してきた中で良かったのが、「持続性重視」のローションタイプのものです。
特に効果があったのはデトランスα。
デンマーク製の制汗剤ですが、僕の場合は10日間塗り続けて、一度、汗が止まってから4週間ほど手汗が気にならなくなりました。
また、スイス製のAHCシリーズも効果が高いです。
デトランスαと主原料が同じですが、少し肌への刺激が強めです。
家庭用イオントフォレーシスで根本治療
ここまでご紹介した方法で、ピアノの演奏時に、まだ手汗が弊害となっている方は、「イオントフォレーシス治療法」をお勧めしたいです。
僕は家庭用機器の「サーリオ」を愛用しているのですが、今はサラサラの状態になっています。
ただ、イオントフォレーシスは制汗剤と違って費用が高いです。
僕自身、購入前にかなりためらいました。
いろいろな制汗剤の口コミ等を情報収集しては、すがるような思いで試してきました。
ところが、僕の場合は手汗レベル3です。
一時的に制汗剤で改善されたように感じても、満足いくほどの効果は得られませんでした。
この先、半永久的に制汗剤を購入し続けることを考えると、イオントフォレーシス機器を購入した方が経済的だなと思ったのです。
イオントフォレーシスについては下記の記事にて詳しく紹介していますので、ぜひ参考にしてください。
おわりに:手汗でピアノ演奏に支障が出る際の対処法まとめ
さて、手汗でピアノの演奏に支障があるとお悩みの方、参考になったでしょうか…
緊張等が原因で手汗に悩んでいる方は、
インナー手袋や即効性のあるパウダータイプの制汗剤を試してみてください。
多汗症で悩んでいる方は、根本的に手汗を改善する方法が有効かと思います。
まずは制汗剤で様子を見つつ、改善されない場合はイオントフォレーシス治療を検討されてみてはいかがでしょうか。