どうも、多汗ライターのカンタです。
僕は以前、手汗のことを特に考えずギターに興味を持ち、軽い気持ちでギターを始めました。
ところが、いざギターを持って練習してみると、手汗がひどくてギターの演奏に支障が出たのです。
手汗が気になってギターの練習に集中できません(;・∀・)
おそらく、僕のように「ギターを弾きたいけど手汗が原因で挫折してしまった」なんていう方もいるのではないでしょうか。
そこで今回は、手汗が原因でギター演奏に支障が出る際の対処法について紹介します。
手汗に悩みつつもギターを楽しんでいるけど、何かいい対処法はないかと探している方は、ぜひこちらの記事を参考にしてください。
ちなみに、僕は今ならギターを思う存分弾けそうなくらい手汗が気にならなくなっています!
目次
ギター演奏時の手汗対策【軽度の場合】
「手汗に強いピック」を選ぶ
ピックにはいろいろな種類がありますが、中には「滑りにくい」仕様のピックもあります。
- FERNANDES (フェルナンデス)スリップレス ギターピック
緊張や軽度の手汗の場合はこれらの滑りにくいピックは試してみてもいいかもしれません。
また、ピックによって音色も変わったりしますよね。
ご自分で気に入ったピックがある場合は、滑り止めのシールがおすすめです。
GrecoのG-GRIPの滑り止めシールは、水中での滑り止め実験でその効果も実証されています。手汗で悩んでいるギタリストのためのピック滑り止めとしても人気です。
スプレーで弦をコーティングする
フィンガーイースというスプレー式の指板潤滑剤を使って弦を錆びにくくする方法があります。
本来は指の滑りをよくするための潤滑剤で、このコーティング方法は昔からギター経験者の間では一般的な方法です。
コーティング弦を使う
あらかじめ、特殊なコーティングが施されている弦を使うというのも有効です。
コーティング弦は多くのメーカーから販売されていますが、エリクサーの弦はコーティング弦の中でも評価が高いです。
他のメーカーのコーティング弦が巻き線・コイル線のみをコーティングしているだけなのに対して、エリクサーのコーティング弦は特殊な技術によって弦の周りを隙間なく覆っていることで手汗や汚れから弦を錆びにくくしてくれます。
様々なシリーズがあるので参考にしてみてください。
ハンドタオルを常備する
ハンドタオルを常備して手汗が気になったらタオルで手汗を拭くという、最もシンプルな方法ですね。
この方法は、手汗が軽度の方や個人練習時や短時間の演奏では有効ですが、手汗レベルが3の僕にはハンドタオルは役に立ちませんでした(+_+)
ギター演奏時の手汗対策【重度の場合】
手のひら専用の制汗剤で汗を止める
上記で解決しない場合は、手のひら専用の制汗剤の使用をおすすめします。
手のひらの制汗剤といっても、あらゆるメーカーからいろんな種類のものが販売されています。
軽度の手汗で悩んでいる方と、僕のように少し意識するだけで滴り落ちるような重度の手汗の場合では、制汗剤の選び方を変えなくてはいけません。
僕がこれまで試してきた中で良かったと思うのが、持続性重視のローションタイプのものです。
このローションタイプは、「塩化アルミニウム」という刺激のある薬品が使われていてます。
また、海外製品においては塩化アルミニウムの濃度が比較的高くなっています。
特に制汗効果の高いスイスのAHCシリーズは、無料サンプルがありますので気になる方は送ってもらって試してみるといいですね。
そして、塩化アルミニウム主原料の持続性重視のローションタイプのいずれかと、
クリームタイプの即効性型のテサランを併用するというのがおすすめです。
各種制汗剤の効果、特徴ついては、下記ランキングでまとめていますので、ぜひ参考にしてください!
イオントフォレーシスで手汗を止める
ここまでご紹介してきた方法で、ギターを弾くのにまだ手汗が弊害となっているという方は「イオントフォレーシス治療法」をお勧めしたいです。
ただ、イオントフォレーシスは制汗剤と違って費用がかなり高く、また、電流を流すという点において痛みであったり安全面においても不安に感じる方も多いと思います。
僕自身もまず、費用の面でかなり躊躇しました。
ですので、ネットの口コミ等で情報収集してはいろいろな制汗剤を試してきました。
新しい制汗剤が出ると、すがるような思いで購入していたり…。
ところが、僕の場合は手汗レベル3です。
制汗剤で改善されたように感じても、満足ができるようなサラサラした感触がなかなか得られませんでした。
このように、制汗剤をほぼ永久的に購入し続けることを考えると、イオントフォレーシス機器を購入したほうが経済的だなと実感しています。
僕の場合、現在は家庭用のイオントフォレーシス機器「サーリオ」のおかげでサラサラの状態になっています。
イオントフォレーシスについては下記の記事にて詳しく紹介していますので、ぜひ参考にしてください。
おわりに:ギター演奏時の手汗対策まとめ
手汗でギターを弾くのに支障があるとお悩みの方、参考になったでしょうか。
軽度の手汗で悩んでいる方はギターのピックや弦などの楽器に関連するグッズ等で対応できそうですが、
重度の手汗で悩んでいる方は根本的に手汗を改善する方法が有効かと思います。
重度の方でもまずは制汗剤で様子を見て、それでも手汗が気になる場合はイオントフォレーシス治療を検討されてみてはいかがでしょうか。