こんにちは、多汗ライターカンタです。
塩化アルミニウムを主原料とした制汗剤「オドレミン」。
安価な割に、制汗効果が高いと評判のデオドラント商品です。
手汗レベル3の僕自身、ネット上の口コミ評価が気になって実際にオドレミンを取寄せてみました。
今回は、そんなオドレミンの最新の口コミと、実際に2ヶ月間使ってみた感想をまとめたいと思います。
果たしてレベル3の手汗にも効果があったのでしょうか?
目次
オドレミンってどんなお薬?
用途 | 手のひら、足の裏、脇 |
タイプ | ローション |
主成分 | 塩化アルミニウム |
肌への刺激 | 中 |
値段 | 1,400円前後 |
返金保証 | なし |
メモ | 日邦商事株式会社が販売 |
数週間、就寝前に塗布することで、手と足の発汗を抑制させる制汗剤です。
主原料は、多汗症治療においてはメジャーな塩化アルミニウム。
一般的な制汗剤は、肌への刺激が強い塩化アルミニウムの濃度数がごく微量なのですが、
オドレミンは日本の薬機法上限マックスの13%の塩化アルミニウムが含有されています。
まずはオドレミンの口コミ評価から!
まずは、そんな「オドレミン」の手汗に関する口コミ評価から見てみましょう。印象的だった口コミを、いくつかピックアップしました。
10日間、手と足にお風呂あがりドライヤーで乾燥させて塗布乾燥を2回しました。
効き目が全く無かったので、5日目から塗布→乾燥→寝る前に塗布+ラップに靴下と手袋。
結果 制汗効果も全くなしで期待外れでした。
(参考:Amazon)
ネット上で手汗に効果があると書いてあるが、手汗には全く効果がありませんでした。
(参考:Amazon)
手掌多汗症のレベル3です。
子供の頃から心を病む程のコンプレックスでしたが、これを毎日手に塗布して寝るようになってから大幅に改善しました。
手汗を止める商品はAmazonで売っていない高額な商品も沢山試しましたが、結局値段も安いこの商品が一番効果がありました。
(参考:Amazon)
手汗について色々調べた結果、オドレミンがいいと知り、藁にもすがる思いで購入しました。期待していたのですが、残念ながら私には全く効きませんでした。お風呂上がりに使用しているのですが、未だに全く手汗はおさまりません。量を増やしても変わりないです。
(参考:楽天)
40年以上悩まされてきた手汗がオドレミンでぴったり止まった。
ゴルフも片手グローブで振れるようになったです。— aqua (@acqua_int) October 24, 2017
手汗で水滴が出るほどのネチョ手小僧ですがオドレミンって薬で完全に汗が引きました
— L家 (@elf_house) October 9, 2016
オドレミンの口コミ総括
改めて、Amazon、楽天、Twitterの口コミを見てみると、「安い割に効果があった」という声と「全く効かなかった」という意見で二分されていました。
オドレミンは脇汗にかなり効くみたいで、全体的に口コミ評価が高いのはそのためのようです。
手汗の場合、使い方次第で効果に大きな差が出るらしく、「ただ塗って寝るだけ」では十分な効果が得られないとのこと…。
「塗った後に、ビニール手袋をつけて、輪ゴムで密封した状態で就寝。」
ここまでやって、初めて効果が表れるようです。
手汗レベル3の汗男が実際に使ってみた
ここからが本題です!
僕自身が実際にオドレミンを使用してみての感想をまとめました。
果たして、滴れるほどの手汗は改善されたのでしょうか…?
オドレミンを使ってみた感想
せっかくなら、一番効果が出ると言われている使用方法で試してみました。
毎日、お風呂上りに下記の手順で使用。
オドレミンを手のひら全体に刷り込む
↓
ドライヤーで乾燥させる
↓
5回繰り返す
↓
ビニール手袋装着して輪ゴムで密封
↓
就寝
この工程自体かなり面倒ではありましたが、「一度効果が出たらしばらく持続する」という口コミを信じて継続。
4週目でレベル3の手汗に変化が…
4週間続けた結果、レベル3の手汗に変化が起こりました。
本来なら緊張から多量の汗が出てしまうような状況で、明らかに汗の量が減っていることを実感しました。
いや、指先を除いてはむしろガサガサって感じですね。
その後、ためしに治療をストップしたのですが、3週間は効果が持続しました。
効果が出るまで根気が必要
結果的には、レベル3の手汗を抑えることができたので、オドレミンは優れた制汗剤だと思います。
ただ、毎晩上記の工程を繰り返すのは、かなり根気が必要です。
ビニール手袋の中は、常に蒸れた状態でヒリヒリ感もあります。そのため、気持ちよく眠りにつくということができません。
最終的には、「これを3週間スパンで半永久的に続けるのは到底無理だ」と思い、他の制汗剤に乗り換えました。
個人的には「デトランスα」が断然おすすめ
僕は、オドレミンから「デトランスα手足用」にシフトしました。
デトランスαは、医療先進国デンマークで製造されている制汗剤ですが、こちらは塩化アルミニウムの濃度が「25%」とかなり高いです。
オドレミンの倍近くの濃度なので、こちらはビニール手袋など不要で、そのまま塗って寝るだけで効果が得られています。
値段もオドレミンの倍以上となりますが、それ相応の効果を実感できているので、ケチらず最初からデトランスαを使っていればなと後悔しています(~_~;)
そんなデトランスα手足用の効果、使用感については、下記のレビュー記事にてまとめていますのでぜひ参考にしてください。
補足:即効性を求めるなら「テサラン」
即効性を求めるなら、テサランがおすすめです。
こちらは、塗った直後にサラサラになる「ハンドクリームタイプ」です。
「ここぞ」というときに発汗お抑えたい際にかなり重宝します。
オドレミン同様、日本製の制汗剤ではありますが、比較にならないほど即効性が高いのでおすすめです!
そんなテサランの効果、使用感については、下記のレビュー記事にてまとめていますのでぜひ参考にしてください。
自宅で根本治療するなら「イオントフォレーシス」
お伝えしているとおり、オドレミン等の制汗効果はあくまで一時的なものです。
根本的に発汗を抑える治療としては、「イオントフォレーシス」という自宅療法があります。
僕自身、現在は「サーリオ」という家庭用機器のおかげで常時サラサラの状態をキープできています。
イオントフォレーシスについては下記の記事にて詳しく紹介していますので、ぜひ参考にしてください。
おわりに:オドレミンの効果、特徴まとめ
今回は、オドレミンの効果、口コミの検証でした!
最後に、そんなオドレミンの効果、特徴についておさらいしておきます。
- レベル3の手汗にも一定の効果あり
- ただ、治療の工程が面倒
- 数週間の継続が必要
- リーズナブルだけど効果は△
- 個人的にはデトランスα一択
やはり、「ビニール手袋で密封した状態で寝る」というのが凄まじく苦痛なんですよね…。
シンプルに塗るだけでいいデトランスαは、快適そのもの。
単純な値段はデトランスαが高額ですが、1本あたり2ヶ月半は持つし、総合的なコスパは断然デトランスαが上かなという感じです。
塩化アルミニウム薬の使用感が気になるという方は、まずオドレミンを試されてもいいかもしれませんが、本気で手汗を止めたいという方にはデトランスαをおすすめしたいです!