こんにちは!多汗ライターカンタです。
今回は、手汗が酷くてもボルダリングは楽しめるのか検証してみました。
ボルダリングはもちろん本格的にやっているわけでもなく、
軽い気持ちで友人とやってみたんですけど…
多汗症レベル3の僕が、手汗対策をしないでボルダリングを楽しむことは難しかったです(;´・ω・)
そこで、ボルダリングを楽しみたいという方に様々な対処法をご紹介します。
目次
ボルダリング中の手汗で困ったこと
滑って落下する(ホールドを掴めない)
手汗をかいていると滑ってホールドをうまく掴むことができず落下してしまいます。
特に、引っ掛かりのない丸めのホールドならなおさらです。
余分に力が入って握力が消耗する
ホールドを何とか捉えようと、指に余分な力が入ってしまって握力がかなり消耗します。
手汗の跡がついてシンプルに恥ずかしい
ただでさえ手汗が気になっているのに、
クライミングすることでさらに手汗を掻くので、ホールドに手汗の跡がついてしまう。
これが何気に恥ずかしい!(笑)
ボルダリング中に汗をかく理由は2パターン
力んだり、緊張したときの精神性発汗
精神性発刊は緊張したりストレスを感じたりすると手汗をかきます。
ボルダリングは登りはじめでも意外と高さがあり、高所に対する恐怖感も相まって力んでしまいます。
なので、予想以上に手汗をかくこともありますね。
練習を繰り返すことで緊張や高所への恐怖感も緩和されると思います。
手掌多汗症
手掌多汗症(しゅしょうたかんしょう)は日常生活において、様々な支障をきたすほど手汗を掻いてしまう症状です。
この場合はボルダリングを「する」「しない」に関係なく汗をかきます。
手掌多汗症は下記3つのレベルに分けられます。
- レベル1:湿ってる
- レベル2:テカってる
- レベル3:滴り落ちる
ちなみに僕はレベル3の多汗症です(+_+)
ボルダリング中の手汗の対処方【精神性発汗の場合】
液体チョークを使う
液体チョークは乾いた後の粉が飛散がないのが特徴です。
また、粉末チョークの下地として付けるのも効果的です。
粉末チョークを使う
粉末タイプのチョークはクライマーの間では圧倒的な支持があります。
そのため、多種多様なチョークがあります。
手汗が気になる方に人気があるのが、東京粉末のピュアパックです。
ペーストチョークを使う
ボルダリングにおいて液体チョークや粉末チョークは一般的です。
一方、ペースト状のチョークは手汗が多いとき、粉チョークの下地として利用できます。
即効性の高い制汗剤を使う
ボルダリングのように、一定時間汗を止めたい場合は、即効性のある制汗剤がおすすめです。
僕がおすすめしたいのがパウダータイプのファリネとクリームタイプのテサランの2点です。
どちらも、手汗レベル3の僕でも、即効性が感じられました。
ファリネは手のひら全体にポンポンとたたく感じで擦り込んでいきます。
使用直後はサラサラ状態になります。
また、テサランはクリームタイプで即効性があります。
塗った直後はべたつき感がありますが、乾くとサラサラな状態がしばらく持続します。
ボルダリングの際は制汗剤で汗をかきにくくしてから、チョークを使用するといいですね。
ボルダリング中の手汗の対処方【多汗症の場合】
ローションタイプの制汗剤を使う【効果抜群】
手のひら専用の制汗剤といっても複数のメーカーから様々な種類のものが販売されています。
じんわり手に汗がにじむ程度の軽度の手汗で悩んでいる方と、
僕のような多汗症で悩んでいる方とでは、制汗剤の選び方を変えなくてはいけません。
多汗症の症状に合った制汗剤を選ぶことも重要です。
僕自身、これまで試してきた中で良かったのが、「持続性重視」のローションタイプのものです。
特に効果があったのがデトランスα。
デンマーク製の制汗剤ですが、
僕の場合10日間塗り続けた結果、発汗が止まりました。
それ以来4週間ほど手汗が気にならなくなりました。
また、スイス製のAHCシリーズも効果が高いです。
デトランスαと主原料が同じですが、少し肌への刺激が気になります。
イオントフォレーシス機器で根本治療
ここまでご紹介した方法でボルダリングに支障が出る場合は、イオントフォレーシス治療法をお勧めしたいです。
僕は家庭用機器の「サーリオ」を愛用しているのですが、今はサラサラの状態になっています。
ただ、イオントフォレーシスは制汗剤と違って費用がかなり高いです。
僕自身、費用の面でかなりためらいました。
いろいろな制汗剤の口コミ等を情報収集してはすがるような思いで試してきました。
ところが、僕の場合は手汗レベル3です。
一時的に制汗剤で改善されたように感じても、満足いくほどの効果は得られませんでした。
この先、半永久的に制汗剤を購入し続けることを考えると、イオントフォレーシス機器を購入した方が経済的だなと思ったのです。
イオントフォレーシスについては下記の記事にて詳しく紹介していますので、ぜひ参考にしてください。
おわりに:手汗でボルダリングに支障が出るときの対処法まとめ
いかがでしたか?
ボルダリングに興味があるけど、手汗が酷くて楽しめるか不安だと感じていた方。
良い対処法がみつかりましたでしょうか。
緊張やちょっとした恐怖感から手汗をかく場合は、チョークや即効性の制汗剤で対応できそうです。
また、日ごろから多汗症で悩んでる方は、根本的に手汗を改善する方法が有効かと思います。
まずは制汗剤で様子を見つつ、改善されない場合はイオントフォレーシス治療を検討されてみてはいかがでしょうか。